養育費の義務者に婚外子がいた場合などの養育費。どうなる?
養育費の義務者に婚外子がいた場合などの養育費。どうなる? 今回は、養育費の義務者(一般的に元夫が多いと思われます)に婚外子がいた場合、前妻との間の子の養育費の算定に影響するかどうかを検討したいと思います。 まず、原則から申し上げますと婚外子の存在は養育費の…
養育費の義務者に婚外子がいた場合などの養育費。どうなる? 今回は、養育費の義務者(一般的に元夫が多いと思われます)に婚外子がいた場合、前妻との間の子の養育費の算定に影響するかどうかを検討したいと思います。 まず、原則から申し上げますと婚外子の存在は養育費の…
離婚事件のハラスメントの立証、どうする? 今回は、離婚事件におけるハラスメント(暴言、暴行、虐待、経済的締付け行為)などの立証方法についてお話ししてみたいと思います。 暴言 録音や録画の証拠が有効な証拠となります。ICレコーダやスマートフォンでの録音、録画…
不貞行為の主張はどのようにして争われるか(3) 今回も、夫婦の一方(こちらが原告になります)が夫婦の他方もしくはその不貞相手(こちらが被告になります)を不貞行為で訴えた場合に、訴えられた相手方がどのようにその責任を争う場合があるか、続きを検討してみたいと思…
不貞行為の主張はどのようにして争われるか(2) 今回も、夫婦の一方(こちらが原告になります)が夫婦の他方もしくはその不貞相手(こちらが被告になります)を不貞行為で訴えた場合に、訴えられた相手方がどのようにその責任を争う場合があるか、続きを検討してみたいと思…
不貞行為の主張はどのようにして争われるか(1) 今回は、夫婦の一方(こちらが原告になります)が夫婦の他方もしくはその不貞相手(こちらが被告になります)を不貞行為で訴えた場合に、訴えられた相手方がどのようにその責任を争う場合があるか、検討してみたいと思います…
子どもの親権争いで考慮される事情とは・後編 婚時における夫婦の子どもをめぐる親権の争い。裁判所は子どもの親権者を決定するに当たって、一体どのような事情を考慮しているのでしょうか。今回は後編になります。 これまでの生活環境はできるだけ維持―継続性の原則 家庭…
子どもの親権争いで考慮される事情とは・前編 離婚時における夫婦の子どもをめぐる親権の争い。裁判所は子どもの親権者を決定するに当たって、一体どのような事情を考慮しているのでしょうか。以下にその内容を見てゆきたいと思います。 15歳以上は子どもの意見を確認―子…
子の引渡しの強制執行。どれだけ期待できる? 家庭裁判所における子の引渡しの審判手続で一方の親(債務者)から他方の親(債権者)に対しての子の引渡しが命ぜられ確定した場合に、それでも債務者が子の引渡しに応じなければ、債権者は子の引渡しの強制執行手続を地方裁判所…
DV防止法における保護命令の種類とは? DV防止法における保護命令申立事件では、下記のとおり5種類の保護命令が認められています。 1.被害者への接近禁止命令 配偶者に対し、命令の効力が発生してから6か月間、被害者の住居等での被害者へのつきまとい又ははいかい…
DV防止法における保護命令申立事件の流れとは? DV防止法における保護命令申立事件では、まず保護命令申立書と書証(証拠)を地方裁判所に提出します。 そうすると、まず申立書の相手方への送達と申立人の審尋(面接)が行われます。 この審尋面接では、DV防止センタ…