財産分与対象財産の調査方法。どのようなものがあるのか
財産分与対象財産の調査方法。どのようなものがあるのか 財産分与手続については、家庭裁判所では事実上当事者主義的な運用がなされておりますので、財産分与を求める側の当事者が積極的に相手方の財産の存在を立証してゆく必要があります。そこで、離婚事件における財産分与…
財産分与対象財産の調査方法。どのようなものがあるのか 財産分与手続については、家庭裁判所では事実上当事者主義的な運用がなされておりますので、財産分与を求める側の当事者が積極的に相手方の財産の存在を立証してゆく必要があります。そこで、離婚事件における財産分与…
妻が別居時に夫名義の財産を持ち出し。夫は妻に損害賠償請求できるか? 夫婦の一方(ここでは「妻」と想定します)が夫との別居を決意して自宅を出る際、夫名義の財産、たとえば預金のキャッシュカード、債券、自動車など・・を持ち出すことがあります。このような妻による夫…
過去の婚姻費用に未払い分あり。財産分与手続きで請求できるか? 過去に別居中婚姻費用を受け取っていなかった配偶者(ここではより典型的な「妻」を想定したいと思います)は、夫に対して過去発生した婚姻費用の未払い分を財産分与において請求することができるでしょうか?…
子どもの親権の帰属に争いがある場合の主張・立証・調査について 本稿では、離婚訴訟事件で子の親権者の指定(親権の帰属)に争いがある場合に当事者が主張立証すべき内容や裁判所(家庭裁判所調査官)の調査事項について整理しておきたいと思います。 監護親の主張・立証事…
離婚事件における家庭裁判所調査官の調査。どのように行われる? 家庭裁判所における離婚訴訟では、実務上、子の監護に関する処分や親権権者の指定に関して家庭裁判所調査官(以下「調査官」といいます)による調査が広く行われています。今回は、この離婚事件における家庭裁…
離婚調停・訴訟における証拠の取扱いについて 離婚調停・訴訟においては、当事者の主張も証拠を伴わなければ説得力に欠けて裁判所は心証を形成できず、当事者の主張が認められることはないと言っても過言ではありません。そこで今回は離婚調停・訴訟における証拠の取扱いにつ…
養育費増額・減額の調停について 養育費の増額・減額に関して、弊事務所の中で多いご相談は、元配偶者が新しい配偶者と結婚して自分の子と養子縁組したので、支払っている養育費を減額してもらいたいというものです。 このように、元配偶者が新しい配偶者と結婚して自分の子…
婚姻費用は家庭裁判所で調停・審判がまとまるまで請求できない? 弊事務所へのご相談の中で、婚姻費用(婚姻中における一方の配偶者の生活費用)は家庭裁判所で調停がまとまるか審判で金額を決定してもらわないと相手方配偶者に請求できないのですか?というご質問を頂くこと…
配偶者に対する離婚請求と不貞相手に対する慰謝料請求について 配偶者が不貞行為を行ったので離婚請求する場合に、別途配偶者の不貞相手に対する慰謝料請求権も発生するため、この離婚事件と慰謝料請求事件をそれぞれどのようにして進めてゆくかという問題が発生します。 今…
養育費算定に際しての特別な事情について 前回【養育費の算定方法について】というコラムで一般的な養育費の算定方法についてご説明しましたが、実務上は具体的な養育費の算定にあたってケースごとの特別な事情が養育費の算定に影響を与えることも珍しいことではありません。…