大学に通う子ども。成人後も卒業まで養育費を支払い続ける必要があるのか?

養育費の権利者(子ども)が大学に入学した場合(あるいは入学すると見込まれる場合)、養育費の支払い義務者は大学卒業までその子の養育費を支払わなければならないのでしょうか。それともその子が成人するまで養育費を支払えばよいのでしょうか。

この点についての答えは、原則としては子どもが成人するまで支払えばよいといえるでしょう。ただし、この点は家庭の経済的水準、教育的水準により例外もありえますので、十分注意が必要です。

たとえば、父親が医師、母親が薬剤師、その長女が薬科大学に進学、二女が養育費の権利者であるというケースにおいて、家庭の経済的水準、教育的水準を踏まえると、二女が四年制大学を卒業すべき年齢時までは父親に養育費の支払い義務があるとした大阪高等裁判所の決定例などもあります。

もっとも、今日では大学進学率の向上や学歴が就職先に影響を与えることがあるという社会的背景の方を理由にして権利者が四年制大学を卒業すべき年齢時まで養育費の支払い義務を認めるというケースも増えつつあるようであり、この点は今後の推移を注意深く見てゆくことが必要です。

ご自分のケースでは一体どうなるのかご疑問を持たれた方は、一度弊事務所までご相談されることを是非お勧めいたします。

以上

 

コラム:離婚・男女問題

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